クリムゾンキング

デュボイスの家のクリムゾンキングのネタバレレビュー・内容・結末

デュボイスの家(2019年製作の映画)
2.5

このレビューはネタバレを含みます

夜間外出禁止令が敷かれていた80年代のチリ。
パトロール中の警官アリアガタは不審者情報のあった邸宅に行ってみたら実はチリでも有名な幽霊屋敷だったー!

POV、というわけではないんだけど、主人公の背後あるいは周囲から写しているのでTPSのような感じ?

画面が暗くおまけに懐中電灯も暗いので、もう少し明るいの用意しようよ?とは思うんだけど、個人的には何が何だかわからないとはいえ「暗闇の中を散策する恐怖」だったり不気味にうねるスコアがすごくいい雰囲気を出していたのでよかった。

んだけど、冒頭と最後にニュース映像流してモキュメンタリーみたいなテイで進むと思いきや実は屋敷は煉獄みたいなところでテロの情報を聞き出そうとして女性を殺してしまった主人公が自殺後に屋敷に呼び寄せられたー、的な内容だったので、できればそう言うのじゃなくて中盤までの「ちょっと画面が暗すぎなグレイヴ・エンカウンターズ」で行っててほしかったなーと言うのが正直なところ。
雰囲気とかスコアが本当に好きな系統だったので、決してつまらなくはないけど全体的なパンチが弱いのが残念だった。