ごぼう

52ヘルツのクジラたちのごぼうのネタバレレビュー・内容・結末

52ヘルツのクジラたち(2024年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます



じんわりした話だったな。
どんな人生でも、姿かたちでも、愛されても愛されなくても、幸せになる権利はあるし、幸せを邪魔する権利はない。

いや、不器用すぎるだろ、アンゴ。
バカが。本人に直接アンチメールを送るやつがあるか。噂を好きなやつを見付け、政敵の周辺から潰しにかかれ!バカがよ!!
専務結婚するらしいぜ←こいつに言え!!!!

全部が真面目すぎたんだろうな。
最初から、最後まで。

外野から見れば助けを求めたらいいのに。なんだけど、助けを求めている時に助けを求められるのは才能だからな。

いや、でも、美晴とかいうスーパありえんいい女がいるのに!?あの子と彼ピ(突然彼女が仕事を辞め、消えた女を探しても許容している凄い男)がいたら何とかなりませんでしたか?

まぁ本人からしたらならない問題なんだろうなあ。

人生においての最適解はその場では思い付けなくて、終わってから「ああしていれば」の連続なんだよな。それの最適解が死を選ぶことだと判断した時点で、生きる方にどうにかスイッチしなければならない。

生きてたらどうにか戸籍変えてもらって養子縁組もあっただろうに。

ば、ババァ〜!!!!やはり最後には生きている者が強いのだ……どちらのババァも強かった。生きることは強いこと。

安易に死にてえーとか思うけど、やっぱり死んじゃダメだよなあ。どのような形であれ、人生って生きていけばなんとかなるし。

いや〜新名の「初手タメ口クソ舐め謝罪」から嫌いすぎてずっと不愉快だったな。しかも浮気クソ野郎棚上まくりくんと来た。助けてくれ。こいつのいい所はなんだ。金持ってるところ?そうかも。でもクビです。じゃあ要らないかも。

美晴に相談して美晴からも「別れなよー」とか言ってもらえたらワンチャンあったかもなのに。
メンヘラ執着心激強浮気男はやめた方がいいってー。

恋愛に興味無さすぎて道中のどうでも良さが凄かったな。ど、どうでもいいー。恋愛を挟まなくても幸せにはなれるよ。

最後、全部2人のババァが持っていったの良かった。なんなんだ。強すぎるだろ。
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