珍しく連続ドラマ版を見ていたので映画版も観てみました。
特に母親役の木村多江さんの危機状態でも絶妙にボケるトボけたキャラクターを筆頭に、個性的な面子の共演陣が醸し出すエグい展開に滲ますユーモアが映画版にも引き継がれていて、それなりに面白かったです。
娘役の齋藤飛鳥嬢がまさかの刑事になっているなどの随所に点在するツッコミどころも、また許せる範囲なので良しとしましょう。
ただし毎度のことながら、ドラマを見ていないと1本の映画として成立しないテレビドラマの映画化作品が抱える根本的な問題点が垂れ流しの事実は否めません。