なみつ

レザボア・ドッグス デジタルリマスター版のなみつのレビュー・感想・評価

3.7
やっと観ました。

観た順番により、ものすごい感動!衝撃!!というのは、良い意味でない。あーいつものだ、という、ふしぎな安心感。
パルプ・フィクションはだいぶ洗練された結果なのかな、と、ぼんやり思ったり。
痺れるかっこよさと笑えるダサさが混然一体となっているのが、なんかいいよね


マイケル・マドセンのこの感じがとても好きなんですよねー。雰囲気とか仕草とか、演技でできるものなのか。


レザボアの意味を数十年越しに知った…なぜか勝手にサバイバーだと思ってた、お恥ずかしい…
英語の話だと、冒頭で he don't tip みたいなセリフがあった気がするけどこれはどういうニュアンスなんだろうなー ネズミはイヌね。ふむ
ファンタスティック・フォーが宇宙忍者ゴーレム…!!



現代に観る弊害として、いろんな人がこの作品を好きすぎて、小さなパーツがそこかしこに転がっていて、知らずにそこを通ってきてしまったところ。でもこの作品自体もそんなパーツのひとつでもあり。
いちばん感じたのが肝心な色決めのシーンでした。HUNTER×HUNTERを思い出して、それのせいで「実際のプロは自分がピンクやらでごちゃごちゃ言わんやろな」というまったく不要な感想がよぎってしまいました。でもさすがに、みんなブラック選ぶから、というのはクスっとなりました。
なみつ

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