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Ryuichi Sakamoto | Opusのhoopのレビュー・感想・評価

Ryuichi Sakamoto | Opus(2023年製作の映画)
4.5
この映画は教授が音響監修した109cinemas premiumで観なくてはと思い新宿まで来た。
ピアノ1台とモノクロの映像は引き算の極み。音数も少ないからか余計に引き込むものがある。
死を前にして最後に記録としてその存在を残すため、慣れ親しんだスタジオで1曲1曲を丁寧に録音。
美貌の青空では「もう一回やろうか」と言ってそのテイクをそのまま使ったのは、録音現場の様子を知ってもらうためか?
「芸術は長く、人生は短し」最後は音楽だけを残して足音と共に教授は去っていった。
やり残したことはないと感じたのか
どうだったのだろう。
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