ウォーターライブラリー

傷物語-こよみヴァンプ-のウォーターライブラリーのレビュー・感想・評価

傷物語-こよみヴァンプ-(2024年製作の映画)
4.7
キスショットが駅に出現した際に、阿良々木暦の背景で次々に街の電灯が消える演出がある。この時の黒と光の色に2極化されたモノクロチックな色彩が、アラン・レネ『二十四時間の情事』でエマニュエル・リヴァと岡田英次が夜中にさまようシーンの、ネオンだけが光る空洞と化した町並みの色彩を思い起こす。