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『RR』に投稿された感想・評価

菩薩

菩薩の感想・評価

4.2
これは単純に面白いしたぶん誰が観ても面白いって言う。貨物列車がフレーム内を駆け抜けるだけだがその長さには当然ばらつきがあり、くっそ長いやつはクッソ長え…と思いながらいざ通り抜けると謎の寂寥感があるし、短いやつはなんやねん早漏かいなと変なツッコミを入れたくなる。画角も統一されておらずレーザービームが飛び交う様に列車が行き来していくが、ずっと観ていると謎のゲシュタルト崩壊が始まり一個の生命体の様にも思えてくるから不思議。MVPは立体交差?みたいになるやつ、どこ走っとんねん!みたいな僻地のものも多い、貨物列車は今日も人々の生活を運ぶ。
para

paraの感想・評価

4.5
情報と映像作家の視点を極限まで削ぎ落とすことで逆に際立つ作家性。
アメリカの物流と大地の110分 40数カット。

全カット中に線路を走るのは、1つ車、2つは多分旅客列車、他は全て貨物列車。姿として見える人間1名。
撮影時間も含めて計算され尽くした決まった構図の、フレームの外から現れてフレームの外に消えていく列車たち。
耳に入ってくるのは列車の音の他は環境音(鳥や動物含む)と時々ラジオ。

この貨物はどこから来て何処に運ばれるのか、また何を運輸しているのか、
この線路は1日にどのくらいの列車が通過しているのか、
針葉樹だから北部かな、この海岸線はどの辺りだろう、ここは中部かななどの場所の推測や北米の鉄道事情、等や
ドキュメンタリー映画とはなんぞやについてを、
説明がない映像だからこそ、想像し思考する時間が非常に楽しかった。

シュールな絵から切り替わるJBがすこぶるカッコ良い。
✔️『RR』(4.4p)『キャスティング·ア·グラス』(3.6p)『アレンズワース』(3.7p)
及び【IFF·アンナ·ファゾフ作品集】(『ロンドン·ヒット』ら三部作始め40本位〈4.1~3.8p~3.0p〉を総称して→)『シングズ&ワンダーズ』(総体で3.7pか)▶️▶️

『R R』。この画質の劣化を思えば、I FFでの10数年前の上映を観とけば、と思った。映画祭は、仕事の合間と観たい番組がなかなかマッチしない。永く悔いだった。当時は空いてれば、横浜の上映会にも行っていた。それくらい宝扱いだった。
それでもこれは極上の傑作だ。振り巾を抑え、決めたところからの、静謐と力強さ。それは子供の美意識でしかない、含みも余韻もないものだが、簡潔が自然に完成されてる、紛い物の無さをより、先に受け止められ、それはその侭の価値がある。
歌曲やラジオの喋りが時折被り、人声や人ら·自然·機器のざわめきも、普通に忍び込む。どういう地域·どういう対象なのか、分からないが、ひたすら、というよりあらゆる形態の(昔でいうとディーゼルみたいな)貨物列車を捉え尽くしてゆく。時に車みたいなのや、小さな小動物らしきが、レールスペースを小さな占拠率でチョコチョコ動いてくのも。旅客列車も稀に、また列車がごくゆっくりにしかや·まったく動かない時も、その脇を1人の職員が歩き見てく事も。
要は様々な地を百両にも及ぶ長いのや、数量しか無いのや、フレームにインしてアウトして暫くの間を、極端に長短差があっても、フィクス固めた図で押さえきる事をおおかた守ってる画面。縦横に交差感の時もあり、縦に抜けた後も、後方鉄橋を横に長いのが渡りだすことも。貨物のパート自体が、タンク状や細い貨車や積み重ねのコンテナも·白青橙様々な色、細い板状や·透き間やまるでなかったりも。それらが河の上の鉄橋·踏切·水タンク側·薄い雪の敷き詰め上·砂石群や草らや畠越し上·山並みに囲まれ·様々な場を走り、ローや俯瞰や大Lでの味ある構図のシンメトリー含ませた極めの中を走る。空が画面の上半分から4割、水面·砂漠状絡ませた図ら。自然の中を走る列車の画面の1/4のスペース内だけを走る事も多いが、画面から殆ど空が隠れることも、また接写め走る列車が強く荒く画面の過半を占める事も定期的にあらわる。
だが自然や周囲一帯を写してても、ぶち当たるか招かれる、うねりや目を疑う、意外な驚きに導かれるわけではない。そんな存在自体の意外性には行き当たらず、様々な関係性と個別性だけが押さえられ、存在の印象へ至らす存在の在り方が吟味·検討の、対象となる。微妙な時々の、標準のパターンに載りながら、相互と差異を作り出してく、細心と視覚を越えた土性骨があからさまでなく、本能的·直感的に探られてく。紛れもなく、純粋で、もて余す力を制御しきった巨匠の仕事である。
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その点『~グラス』は心優しすぎ、客観の野晒しに耐える強靭さにやや欠ける気もする。現在の潮の満ち干きによる、対象の、入り江に横山ノックの付け前髪みたいな、石積みアートの、白い泡付き、それの地面定着化、石·岩の黒との相剋、水位が高くなっての水没、また現れ始め、独自の石·岩の大きさ·白黒比率·生物絡みを見せてるを、(当時の)スチルも交え、自然と創作の相剋形をうんと接写アップで捉えも入れて、説明し、現在の威容をしっとりゆったり伝えくる。子供騙しの組立も敢えていれる程の、純さ·やさしさがはっきり窺えて、微笑ましいと見るべきか、少し甘いと捉えるべきか。が、そんな見栄を外した所がこの作家と言うべきか。
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最新作『アレンズ~』については事前情報が無かったので、月毎に5分間の住人がいそうにないが、古風をそれなりに綺麗に整えてある、薄いグレー·青·茶の三角や平たい屋根、看板や前物見えの、トタンやモルタル?に成る、民家や納屋·接合2家屋·倉庫や格別施設·簡易小屋·屋根突き出の出入り易家屋、らが空半分バック·芝や剥き出し地越しに、中央に一軒(左右奥に家屋や横に立木、ずっと奥に鉄道や道路法が横に走り、運行も)といったフィクスカットで計12続く作で、鳥や列車や不穏な音も被さるが、多く静謐めで、この腰の据え方、必ずしも寒い月は鮮明ではなく、ややくすみや粒子状も窺える旧フィルム控えめさに、正直驚いていた。ところが、春先と秋口の二回ソウルみたいな演奏が被り、6月は黒板まえの黒人少女の詩の朗読、12月は多く十字架の木製·一つ石製のも·遠いバックに記念館みたいなのの見える墓地、という構成になると、明らかな恣意的構成わ感じないではいられなかった(1月も立木らだけ、全てクレタイも終わった後(50年代の白人少女の西部劇格好の写真も)、おまけのクレジットタイトルに、建物毎に20世紀初めの年号が付いてる。後でチラシを読むと、カリフォルニアの嘗ての黒人自治体の、今日記念館化された物だった。
妙に小綺麗とは思ったが、大島ではないが無名の建造物のピックアップの思わぬ荘厳さ·畏敬の在り方と、見始めて暫くは思ってたので、ややがっかりの気は起こった。が、この目の高さと対象との距離の一貫、構図、トーン、僅かのムービー性(風や後景物)の、思い入れと客観、自然とフィクション、のそれぞれの両方に脚を着けた、格と馴染みは、大家の作だ。
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それらの巨匠 ベニングの今の時代の衰えぬ刺激作匹敵の新鋭ノリのいい作家特集が、本家IFFにも、ピチピチ活き活きとあった。アンナ·ファゾフの、数十秒から数分の40本くらいの短編集(『シングズ~』と総称タイトルが付いている)を観れた事は、大きめの収穫ではあった。
この作品集においては、(デジタルの切り離しと合成で入れ替りもする)身体の頭部らの部位と、手にしたりして扱う道具が、本来の役割を取り替え、世界に対して直にぶつかり反響を起こす事と、間接的に世界を操作·動かす事を、行ってく。無機質の道具が行うをやらされる、生身は痛みらも伴い、自作自演の作者の(切り離された)頭部·表情は、パフォーマンスの楽しさはなく、嫌々やらされてる苦しさの方を表してる。パフォーマンスでないのは、芸を見せるカットではなく、映画表現として丁寧で屹立した、高度たがそれを感じさせない構図、フォロー移動や、本質を伝える寄り等のカッティングが併さり溶け込んだ、即物性を超えた透明性を持った完成度の高さからもわかる。
『ロンドン~』らの『~ヒット』シリーズは、作者がマイクを付けた頭部を、街のあちこちにぶつけ、そのゴツゴツの音を繋げたもので、様々な地の選択、そのサイズと角度(一場どんでんも)、カットの長短、の高度モンタージュが圧倒的な、映画的完成度·表現度も表してる。ウィリアム·テルのリンゴを付けた頭部の方が、弓矢に近づき、刺され合体への、移動カットも鮮やかだ。歩く靴自体が世界を呼び起こし引き揚げる移動カットも。手先らへ移る頭と道具入れ替え特撮では、生身はけっこう悲惨な目に逢い続ける。才女は差別用語に成るかも知れないが、使いたくなるキレ·道徳常識消滅感がある。

『RR』に似ている作品

東から

上映日:

2023年04月08日

製作国:

上映時間:

115分
3.8

あらすじ

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