「わかる。
迷いのあることが」
1939年 スペイン。
女の子が十字架を掲げて何やら唱えています。それにつられて大勢の村人も彼女にかしずきます。
その10年後、白い修道着を着た女性が修道院を訪れました。この修道院は戦後、貧しい少女たちに教育を行っていたところでした。
シスター・ナルシサを迎えるマザーを待っていると足元に緑色の小さな玉が転がって来ました。
ナルシサこそが、昔プロブラスコの聖女と騒がれた少女です。ナルシサはとても厳しい教師でした。
この映画はエクリプスの前日譚になるそうです。
とても映像が綺麗で重厚な雰囲気のある映画が美しかったです。
派手なスプラッターというより、音や不気味さで怖がらせるタイプのホラーです。
美しい映像とともに修道院の過去が暴かれていきます。
第二章まではゆっくりストーリーが進むので退屈ですが、第三章に入ると軽いホラーではなく、内容もきちんとした本格的なホラーになっていきます。
見応えのあるホラー映画だと思います。
「シスターたちだけが知っていた」