「バイトも何も、人を殺してるんだから一緒じゃん」
ラジオで悩み相談がされていました。それを聞いていた2人の男性はいまから人を殺す予定です。でも2人には全く緊張感がありません。
汚いアパートのドアを開けると強面の複数の男性がいます。これは予定外だと確認しますが、やはり…
普段はお弁当の宅配をしている親友の2人は実は殺し屋なのでした。
殺し屋として、まだ上に行きたい彼らは、競合の殺し屋を殺して、その分の殺し屋の仕事を取ろうと画策します。しかし、その殺し屋2人は女の子だったのです。
ベイビーの第二弾です。
まだ若い阪元監督の天才的なアクション映画は冒頭から迫力があります。
そして内容は第一弾と同様にコミックのようです。
盛り上がるアクションの演出にわくわくさせられて、脱力感のある台詞回しがカッコ良く感じます。
現代に殺し屋が実在したら、こうだろうなを映画にしたストーリーですが、場面場面にとても迫力あり、その面白さを作れるのはこの阪元監督以外にないと思わせられます。
重厚ではないのに、超一流の現代的センスを持ったアクション映画です。
「…燃えるぜ」
…チュールは美味しい?