miyu

勝手にしやがれのmiyuのレビュー・感想・評価

勝手にしやがれ(1960年製作の映画)
3.8
有名なゴダールの『勝手にしやがれ』を
スターチャンネルで、やっと やっと 見ました!
ヌーベルバーグの作品とか…
まっ、そんな事 ワタシには全然わかりません。。。

時々、映画のフィルムが ぷつん ぷつん…って 感じで 繋がれてる感じで…
コレは何なのか?
そうゆう手法か?
単に 技術面が拙くて、こうなるのか?
それも ワタシには わかりません。。。

映画の大半は、
ピアノを使ったジャズが流れていて…
かなり 平凡なシーンでも
音楽の威力で オサレ感が漂ってます。。。
たまに、その曲が無駄にうるさくも感じられます。。。←ワタシ的に…

この映画の魅力は ヌーベルバーグをさておいて(ヌーベルバーグ なんせ わからんから…ひつこくて すんません🙏)
ひとえに ジーン セバーグの美しさだと思います。。。
ハッとするショットが 多々あった…
エスカレターを上がっていく彼女を正面からとらえたショットは特に好き💕
もぅ、フォトビデオの様に 美しく
彼女の魅力が余すことなく出ております。。。

でも、彼女 マリリン モーンローの様に
謎の死を遂げたんだね〜

ジャン=ポール ベルモンドは、
小さい時に、テレビの洋画劇場で見かけました。。。
『ボルサリーノ』とか 出てたと思いますが…
かなり 昔に見たから 話忘れちゃいました。。。
なんとなく タラコ唇のイメージしか
なかったんです…

本作のベルモンドは
ダメンズです。。。
このヒトと一緒になったら、間違えなく
不幸になるだろう〜
って 思えるような ダメンズです!!

好きになっても
人生をこの人に賭けたい…
なんて 絶対に 思えないダメンズです。。。

でも よくある話で
こんなオトコに甘えられたら
流されてしまうんですよね〜
ピシッと 追い払えないものを
持っているんですよね〜
このオトコ。。。

今 ネット社会で
特に 大きな犯罪はテレビを賑わすが
この当時は 新聞が情報源で
やたら みんな 新聞を買う! 読む!
手配写真も 見る!

そこら辺りも
実に この時代を感じられて
新鮮な気持ちになったりしました。。。


【ネタバレかも】









殺人を犯してしまった ジャン=ポール ベルモンドを
ジーン セバーグは 警察に 電話で知らせちゃうんですよね。。。

でも、彼を好きな気持ちもあるジーン セバーグは 警察に密告したから
逃げて…
って 彼に言うんですよね。。。
「俺は疲れた 眠りたい…」
って …

警察官に 取り囲まれ
逃げて 撃たれて…
そのヨタヨタ 舗道を歩く彼…
いや わざとらしいと言ったら
わざとらしいんです。。。

でも
何か イイ❣️

あのシーンは イイ❣️❣️


こと切れる前に
「全く最低だぁ〜」のラスト。。。(自分の事を彼は言ってたと思われるが…)
刑事が 冷たく言う言葉…
「君は全く 最低だ!」(ジーン セバーグに言うの。。。)
オー ノー😱

トラウマ間違えなし…💦
miyu

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