真世紀

ヘイヴン 堕ちた楽園の真世紀のレビュー・感想・評価

ヘイヴン 堕ちた楽園(2004年製作の映画)
2.1
DVDジャケより。「この作品は『ロミオとジュリエット』や『ウエスト・サイド物語』のような悲劇の恋愛物語で、『アモーレス・ペロス』やシティ・オブ・ゴッドのように複数の話が平行して進み、最後に一つにつながる内容は、僕が映画館で好んで見る作品だよ」と主演かつCO-PRODUCERのオーランド・ブルーム談。

ああ、そうですか、でもそれらより出来はちと(爆)。

舞台は脱税天国のタックス・ヘイヴンとして知られるケイマン諸島。FBIの脱税捜査を知って現金100万ドル持参で逃げてきたビル・パクストン、アグネス・ブルックナー父娘の話とオーランド・ブルーム演じる島の若者とそのボスの娘女子高生の悲恋話と娘の兄との葛藤が時に人物がニアミスしたり、時系列が前後して語られる。

正直、脱税野郎や女子高生に手を出して純愛気取り、かつ顔に傷負い自己愛野郎には、舞台が悪名高い脱税天国であることもあいまって、お前らどうなろうと知らんよな感情移入度ゼロ。

二つのストーリーの絡みも別にたいしてなく効果まるで感じられずのちと困った作品でした。

初監督・脚本フランク・E・フラワーズ。
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