コロナウィルス注意喚起として最適な映画。
撮り方も下手だし、低予算なB級映画ではあるが物語としては現代にしっかりと突き刺され内容になっている。
2011年の映画とは思えない、現代のウィルス感染と関連するポイントが多くどうしてもリンクさせて観てしまう人も多いと思う。
あくまでフィクションなので、同じように世の中が進むわけではないが最悪の事態を想定して行動する上では注意喚起に繋がるいい映画だと思った。
フィクション映画が時を経て、ドキュメンタリーに近づいていくと少しばかりSF的な感覚に陥るのは初めての体験であり、とても興味深かった。
個人的に好きな映画はどの時代においても不変的な価値を人々に突きつける映画がとても好きであるが、この映画のようにその一瞬で観るのではなく、未来に繋がるにつれ映画の価値や物語の深みが増す映画も評価に値する素晴らしい映画だと思った。
ソダーバーグ監督、素晴らしい注意喚起をありがとう。
