このレビューはネタバレを含みます
本当に映画?って感じの映画。
撮り方もめちゃくちゃイケイケだし、
演技なのか分からなくなる。
物語は中年男4人組の1人が亡くなるところから、残された3人が家族との関わりや人生について考える物語。
そしてこの3人が目も当てられないくらいそれはそれはだらしなくて、、
そしてそれ以上に魅力的な男。
総じての感想は、
会話劇が中心でなんとなく中年がわちゃわちゃやってる感じが若干フェイシズに似ている。
が、カサヴェデスの会話劇でふざけさせたら最高なのは間違いないし、ロンドン着いてからは尚更面白くなるから個人的にはハズハンズのほうが好きかも。
(本人が出てるのもアツい)
特別愛情深く描いているわけじゃないんだけど、なんか良いんだよな。
家族も大事だし、友達も大事。
カサヴェデスが描く人と人の距離感がとてつもなく心地いい。