このレビューはネタバレを含みます
ウォン・カーワイ監督作の同性愛映画。
カンヌ監督賞受賞。
97年の映画にも関わらず、24年今見ても
全くサブジェクトに対して古さを感じないところが、作品の目新しさを極めていたと思う。
ウィンとファイを結ぶ
「やり直したい」という言葉。
くっついたり離れたりする恋愛の再構築が切なくて美しい。
ウィンはブエノスアイレスに置き去りのまま終わったが、
最終的にファイの物語はバイト先のチャンとの友情で着地する。
香港の裏側での話というところで
「ブエノスアイレス」らしい
ハッピーエンドで終わって良かった。