柏エシディシ

オリオンと暗闇の柏エシディシのレビュー・感想・評価

オリオンと暗闇(2024年製作の映画)
2.0
チャーリー・カフマン脚本と聞き及び、チェック。
設定からして「モンスターズインク」や「インサイドヘッド」などのピクサーアニメ的。
少しばかり既視感のあるお話の導入にかえって、カフマンだからどこかでひっくり返してくるぞぉと期待しつつ。
"おはなし"としてメタ的捻りが中盤で入りキタ!と一瞬盛り上がった…けれど、正直そこまで突き抜けなかった印象。
児童小説か子供向け絵本みたいなものが原作の様子。
不安障害の子供が主人公という事でカフマンとしては大いに共感して参加したと思うのだが、原作に忠実なのかな?、彼の本らしいツイストには乏しい。
まぁ、私の様ないい歳したオッサンではなく、子供たちのための物語。
not for meって事で。
アニメ表現の部分はピートドクター作品のようなビジュアル的インパクトまでには至らず。
ウォルターハウザーの声の演技はイイ。
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