自己満足点 85点
(短文感想)
アレックス・ガーランド監督の出世作。
基本的に会社の社長の家の中で展開される話という事ですが、ここまで哲学的な提示を突きつけられるのは凄い気がします。
本作を最後まで観ると、人間とAIというのは基本的に別者でどこか根本的に違っているのかも。
【葬送のフリーレン】でいう人間と魔族のように「共存出来る」、「わかり会える」という事自体が幻想なのかもしれませんね。
AIのエヴァ役のアリシア・ヴィキャンデルは人間味があるようであまり感じない絶妙な役どころを見事にこなしているし、社長役のオスカー・アイザックは最後のエンドクレジット見るまで誰かわからなかった(笑)