なち

劇場版 おいしい給食 Road to イカメシのなちのネタバレレビュー・内容・結末

4.6

このレビューはネタバレを含みます

今作、ずっと楽しみにしてました。
2019年にドラマ1作目が始まった当初、よく知らんけどなんとなくタイトルだけで録画予約して、見てみたらしっかりハマってしまい、それからずっと映画2作とドラマ3作全部大好きなんですよ。
シーズン2の最後に「給食にイカ飯が出たんですよ」というセリフがあり、それを回収するであろう今作。
市原隼人が可愛いのはもちろん、給食だった小学生時代を思い出してちょっと懐かしい気持ちにもなれる、本当に大好きな作品なので本当に本当にむちゃくちゃ楽しみにしてました。
(まあ展開はいつもと同じだと思うんですが、もはやそれすらも良い)



函館転勤となった教師、甘利田幸男(市原隼人)。
学校給食が大好きで給食のために教師になったと言っても過言ではない。
母親が飯マズだったため、学校の給食だけが唯一の楽しみだった幼少期から、教員になった今でも給食が大好き。
そんな甘利田先生の給食愛、ついにイカ飯にたどり着けるのか。先生はどんな食べ方をするのか、好敵手粒来くんも果たして、そしてまたまた転勤か給食存続の危機か、今度は一体なんなんだ…



今作に限らずシリーズ通して笑えて、アツくて、さらに感動もありの大変素晴らしい作品。
基本毎回ただ給食食ってるだけのストーリーなのにこんなに熱い演技できるのすごくない?泣けてしまうのすごくない?
今作もしっかり泣いたよ私。
黍名子中学校同窓会も、ありがとう。
神野くん、大きくなったねえ。

イカ飯、もう何年も食べていない気がするけど、うまそげだったな。
今度北海道物産展とかあったら探そう。

粒来くんの登校用?おもちゃがホッピングになり、ついにはローラースケートに。
甘利田先生の「乗り物、変えたのか」でちょっと笑ってしまった。乗り物扱い。

子供はたまに大人を超えた発想をすることがある。いや、大人を超えているのか、ただただ純粋なだけなのかわからないが。
そういう、なんか大人になって忘れてしまった気がするものを思い出させてくれる、とてもよい作品だった。

これ、まだ話続くんだろうか。
このまま終わっても特に違和感ないし、いつもの流れで「次は沖縄!」というのも全然あり得る。
なんだっけ?エッグなんとかおにぎり?
スパムと卵焼きのおにぎり的なものを想像した覚えはあるけど、名前忘れちゃった。
まだしばらく甘利田ワールド見たいな。
あともう少しだけ、シリーズ続いてくれますように。
なち

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