りょう

ポップスが最高に輝いた夜のりょうのレビュー・感想・評価

ポップスが最高に輝いた夜(2024年製作の映画)
4.4
誰もが知っているこの歌がこうやって作られたって知らなかったから、かなりワクワクしたし、当時のアメリカを代表するアーティストが一堂に会してすごすぎた。

個人的にこの歌に思い入れがあって(後述します)、MVは何回も見たんだけど、あの時はこんな雰囲気だったんだとか、ライトでスタジオが暑くて臭いもすごかったんだとか(笑)、マイケルがひとりぼっちで歌ってるのはこういうことだったのか、とか楽しかった。

シンディ・ローパーって思ったよりかわいらしい人だなぁ。アクセサリーで雑音入っちゃったシーン、すごいかわいかった。ライオネル・リッチーってリーダーシップすごい人なんだ。マイケル・ジャクソン声透き通りすぎ。ブルース・スプリングスティーン声渋すぎ。ボブ・ディランかわいすぎ。スティーヴィー・ワンダー、スワヒリ語ぶっ込みすぎ。でもボブ・ディランに対して優しくするシーン感動。

初めはトップアーティストがワイワイガヤガヤしてまとまりがない感じなのですが、どんどんプロっぽい真剣な顔つきになっていって作品を作り上げていく様がやっぱりプロの仕事なんだなと感じた。

アーティストが集まってリレーで歌っていくのって、日本だと「果てしない夢を」(ZARDとかWANDSとか長嶋監督歌ってるやつ)とか「YOU ARE THE ONE」(小室ファミリーのやつ)思い出すけど、We Are The Worldは段違いですね。これから先もこれを超えるアーティストリレー作品出てこないのでは。


話変わるのですが、もう15年くらい前、自分が結婚するにあたって、大学の同期で愛知県に住んでいる友人に余興のお願いをしに行ったんです。するとその友人は私たちの馴れ初めを根掘り葉掘りヒアリングしてきて、一体なんの余興してくれるのかなとワクワクしていました。

披露宴の当日、その友人含め3人の男友達が作ってくれた映像が流れました。

なんとWe Are The Worldの本物のMVをベースに、歌詞が私たちの馴れ初めストーリーの替え歌になってるやつ笑
本物のMVにちょこちょこシンディ・ローパーやブルース・スプリングスティーンやスティーヴィー・ワンダーとかに扮したアホな男3人が出てくる編集になっていて、会場大ウケ!!

今でも忘れられない最高の余興でした。
りょう

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