
ーー「私には取り柄がない」と、思ってしまった今日だけど……。 放課後の音楽室。なんだか身の入らない居残り練習。晴香日々の悩みが頭を埋める。 校門へ向かう途中。渡り廊下の窓から落ちてきた自転車の鍵。鍵を拾った晴香と、息を切らし駆けて来た秀一。 「一緒に帰らねえ?」
ーー18歳、6月、帰り道。 雨の放課後。 慣れないながら、校門で光一を待ち伏せる夏美。 渡したい物があったのに、後輩から貰ったか知らないけど、そんな立派な花束持ってたら渡せないじゃん……。…
>>続きを読む「自分の感覚が鈍ってきていることに彼女はいち早く気づいていた。ここ数日、人と話をしすぎたのかもしれない。ひとりでいるのも人といるのも両方好きなのに、結局ひとりに戻りたくなる自分は孤独が好き…
>>続きを読む自分の出身校が廃校になり、そこで行われた街コンに参加したアオイ。気疲れした街コンを抜けて、学校の屋上で思いふけっていると…。
卒業式の前日、菜央は想いを寄せる裕太と教室で2人きりになる。果たしてそれから2人は-。卒業式を巡るふたつの物語。
いつも⼀⼈で過ごしている⾼校⽣の悠(はる)。そんな悠には気になる⼈がいる。それは毎⽇同じ時間に、教室から⾒える⼿洗い場に現れる⽣徒だった。その⼦はただひたすら⼿を洗い続ける。何度も、何度も…
>>続きを読む地元の田舎に帰る、ミュージシャンの児玉健(25)。昔よく遊んだ橋に佇んでいる。鼻歌を歌っていると初恋の相手・木田遥(25)に声をかけられる。一緒に学校まで散歩をし、思い出を話し合う。話して…
>>続きを読む台湾に憧れて留学したタカシ。日本では味わえなかった楽しい日々。そんなある日、ラーメン屋 で働くフェンに恋をする。しかし、自分の気持ちを率直に伝えることができないまま時は流れ、 恋は無情な形…
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