このレビューはネタバレを含みます
自分の鑑賞記録なので少しネタ漏れしてます。
浜辺に倒れた美奈子が、ふと目を開けると、そこは瓦礫の山。はたと我に返り、一人息子のりょうの姿を探す。そんな中一人の青年と出逢い、そこでようやく自分の周りの異変に気がつく。
震災のあの日、美奈子は命を落としていた。
青年に連れられて行った先は、この世に思いを残したまま亡くなった人達が暮らしている場所だった……。
色々な事情で、亡くなってしまった人たちの魂って、あんな風に彷徨っているのだろうか…。
生きてる者の想像の中の物語だと思うのだけど、もし自分が思いを残してこの世を去ってしまったら、やはり大切な人がどうしているか見に行ってしまうだろうな。
それにしても切ない作品だった。
抗争に巻き込まれ命を落とした若きアウトロー
流星くんにグッときました🥲
ある人との約束を果たすために映画を完成させたかった、リリーさん演ずるマイケルさんもジーンと来たけど、それよりもマイケルの元友人で（舘ひろし）本命が本当は自分では無い事をわかっていながら、妻を愛し支え続けた夫が一番切なかった🥲
救いだったのは、死を選んで迷い込んで来た少女がもう一度人生をやり直して、「彼ら」の思いを繋いでくれた事。
私は「死んだらもう終わりだよ」って思ってる方だったけど、この作品を観て心が救われる人もいるだろうなと思った。
