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ロードハウス/孤独の街のfujisanのレビュー・感想・評価

ロードハウス/孤独の街(2024年製作の映画)
2.8
ジェイク・ギレンホールの腹筋を愛でる映画でした。

「ゴースト/ニューヨークの幻」のパトリック・スウェイジ主演の1989年の同作のリメイクだそうですが、オリジナル版は未見。3/21にAmazon Prime Videoで配信が始まったので観てみました。


■ 映画について

無類の強さの総合格闘家ダルトン(ジェイク・ギレンホール)は、過去に起こしたトラブルによって今は無職で孤独な生活を送っている。
そんな彼が、グラスキー(フロリダ州マイアミからキューバの間に位置する南の島々)の寂れたレストランバーに用心棒として雇われることに。

そこは地元のギャングに支配されており、リゾート開発のためにレストランを立ち退かせたいゴロツキたちが夜な夜な店で騒動を起こしていたのだった。

最初は金のためだけに働いていた用心棒ダルトンだったが、地元の人たちとの交流によって徐々に自分を取り戻し、町のために闘うのだった、、ということで、そう!、これは「イコライザー」👍


■ 制作にまつわるトラブル

本作はAmazonスタジオ制作。アメリカの映画祭でプレミア上映されたものの劇場公開はなく、Amazon Prime Videoでの配信のみとなったようです。

その関係か、劇場公開をしたい監督とAmazon側が揉め、別件でもオリジナル版の脚本家が著作権侵害で裁判を起こしたり、ハリウッドのストライキでも揉めていた映画へのAI利用でもAmazonが訴えられていたりと、なかなかのトラブルメーカーの作品みたい。

これを書くにあたって米IMDBやロッテン・トマトなども見たのですが、そもそもかなりの低評価作品のようで、それもあって劇場公開を見送り、そっと配信で公開を開始したのかなとも思いました。


■ ギレンホールの腹筋と格闘シーン

個人的にも、特に見どころが無かった映画でしたが、マット・デイモンの「ボーン・アイデンティティー」を撮ったダグ・リーマン監督だけあって、POV(一人称視点)の映像も取り込んだ激しい格闘シーンは見ものでした。

また、なんといっても見どころはジェイク・ギレンホールの肉体美。さすがにジェイク・ギレンホールも40歳を超えており、7年前の映画「サウスポー」で魅せたボクサー役のキレッキレ筋肉には劣りましたが、変幻自在の役作り、身体作りは相変わらず見事でした!


あとはう~ん、、特に書くことは無いですね。。

映画の舞台がフロリダのリゾートっぽい雰囲気で楽しい雰囲気があって、どこから観はじめて、どこで観終わってもいいような、でもオシャレ感はあるような、そんな映画でした。

昔、バー巡りをしていたときにいろんなバーに行ったのですが、ラテン系のバーの店内なんかで、アメフトの試合とかこういう映画とかがよくテレビで流れていたような気がしました。
(昔北新地にあったキャノピーとか、懐かしいなぁ。。。)
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