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関白宣言
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『関白宣言』に投稿された感想・評価

5.0
当時の大ヒット曲、さだまさし「関白宣言」を元にした歌謡映画でありサラリーマン喜劇なのですが、特筆すべき点が2点あります。

1点目はさだまさしのカメオ出演(注)。4回にわたって、多羅尾伴内の如く職業と衣装を変えて珍演怪演。このシーンになると画面が引き締まる感じさえする。最後に「ファール・プレイ」のダドリー・ムーアのような「落ち」までつけて、全部持ってってしまう、スコア5.0級の大珍演です。

さだまさしは当時は蒲柳の質で線が細く、繊細に優しく歌い上げるというイメージでしたが、ここではそれはどこへやら。学生時代は落研だったらしいので、むしろこっちが実体で、歌手「さだまさし」は世を忍ぶ仮の姿ではないかとさえ思えました。今様に言うと「ギャップ萌え」というやつでしょうか。
この路線でもっと映画に出てほしかったなあ。

2点目は製作が山田順彦という点。
東宝のプロデューサーというと田中友幸、藤本真澄、田中文雄といった大物の名前が思いうかびますが、この山田順彦さんもかなりの個性派です。様々な映画をプロデュースしてますが、次の様な作品群がやけに目につくんですよね。

「死ぬにはまだ早い」(69年)西村潔監督
「蝦夷館の決闘」(70年)古沢憲吾監督
「豹(ジャガー)は走った」(70年) 西村潔監督
「にっぽん三銃士」シリーズ(72年)(73年)岡本喜八監督
「動脈列島」(75年)増村保造監督
「ハウス HOUSE」(77年)大林宣彦監督
「黄金のパートナー」(79年)西村潔監督
「蔵の中」(81年)高林陽一監督
「時をかける少女」(83年)大林宣彦監督

何というか、これだけ傾向がはっきりしているとプロデューサーの名前で映画を観に行こうという気になりますよね。その山田順彦さんが何でまた「関白宣言」だったのかは謎ですが・・・。
「時をかける少女」を最後に現場を離れたのか、プロデュース作品がなかったのですが、97年にお亡くなりになったようです。残念です。


さだまさしさんが別の映画に主演中でこちらに主演ができず、マネージャーだかその個人事務所を手伝っていた実弟のさだ繁理さんが主演したとか。
さだまさしさんは結局カメオ出演のみでしたが、結果オーライ。これで良かったのかもしれません。クレジットでは「ひやかし出演」。
日本映画専門チャンネル
2014.09
さだまさしのヒット曲そのままのタイトル。さだまさしの弟、繁理を主役に、ヒロインは名取裕子。財津が「関白宣言」の歌詞を見て、娘を嫁に出すのが理解できない。嫌な歌詞である。百恵=友和映画「天使を誘惑」の添え物。70年代最後の映画に、このような悪しき映画を80年代に継承してはいけない。
三番街シネマ1にて

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