LEO

星空の用心棒のLEOのレビュー・感想・評価

星空の用心棒(1967年製作の映画)
3.0
罪を着せられた主人公、罪を着せた悪い奴、そして主人公は復讐のために脱獄し無鉄砲な事をするものの、そして味方が大していないから多少の失敗もあるものの、危機をあっさりと乗り越え無事目的を達成する。
まあ単純で定石通りの西部劇ですが、現在某スパイシリーズの一気鑑賞でちょっと食傷気味の私には、しっかりと行動原理や心情が描かれているこの1967年の作品の方がよっぽど面白く感じました。
但し、“星空”も“用心棒”も関係ありません。
用心棒ブームにあやかって付けられたであろう邦題ひどすぎw

マカロニウエスタンのヒーロー、ジュリアーノジェンマはカッコいいですなぁ。
これだけイケメンだとどれだけ最初作中で悪い噂が流れてても、どれだけひどい扱い受けてても、絶対こっちが正しい主人公だって分かるもんねw
ただ二人のヒロインの行動は若干雑で、なんかよう分からんって感じ。

あと終始流れるいかにも西部劇チックな音楽にニヤリとさせられます。
必殺仕事人シリーズとかは、こういうのから逆輸入したのかな?

面白かったです。
LEO

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