プリンストン大学在学中に「ゲーム理論」という画期的な論文を書き上げ世界的に評価された天才数学者 ジョン・ナッシュが、統合失調症に蝕まれ、それを克服した末にノーベル経済学賞を受賞する…という話。
ほぼ実話らしいが、けっこう美談に持ってってるらしい。
でもそこは映画なので、掘り起こさないでいようw
見どころは俳優陣の演技。
とにかく素晴らしい。
グラディエイターに代表されるように肉体派のイメージが強いラッセル・クロウが、こんなに繊細な演技をするなんて。
ジェニファー・コネリーも素晴らしい女優になったなぁ。美しさにも磨きがかかったし。
ストーリーの方は、まぁ正統的に面白いって感じかな?
「これが実話なのかぁ…」という点では面白く観れた。非常にドラマチックだし。
ただなんだろうね…単純に人生を追ってるだけというか「これ!」ってのがなかった気が。
一つ一つの出来事が単にエピソードとしてしか存在していなくて、観終わった後に「ふ~ん、凄い人生だったんだね」で終わってしまったというか…。
何か一抹の物足りなさを感じてしまったのは自分だけなんだろうか???