平成ガメラって言われてるのにノリが完全に昭和。特撮の技術まで昭和感満載笑 でもそれが欠点になってなくて、むしろ昔の特撮映画の懐かしさがぷんぷん感じられて、往年のファンにとってはたまらないものがあるのでは。特におもしろいのが主演2人の女優の驚異的な大根ぷり！しかも鳥類学者の方は滑舌まで悪くて、カッコいい役のはずなのにものすごマヌケ！その大根すら昭和感が溢れてて、監督の特撮映画への偏愛ぷりを感じる。もちろん見どころは大怪獣ガメラとギャオスのバトルでもあるし、原子力を手にした人類への風刺と警鐘でもあるんだけど、何より役者とストーリー展開と空気感が面白い。逆にバトルシーンになるとちょっとスローダウンする感じも。けど、怪獣が登場するまでのチラ見せ演出最高やし、造形や習性や動作などおもしろさ満載で、ギャオスが人間バクバク食ったり、東京タワー崩して羽根を休めたり、ガメラのおメメがキュートだったり、とにかく文句なしに面白い！
