円柱野郎

バーン・アフター・リーディングの円柱野郎のネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

コーエン兄弟の作品らしいユーモアが可笑しい。
人物達が真剣であればあるほど、実はCDの中身は“ゴミ同然のモノ”というギャップが生きてくるんだけど、そんなモノのために人命までが散っていくという容赦のないブラックさw
ブラッド・ピットがどこまでもバカでマヌケな三枚目の雰囲気を出していて良い。
そこまでの話の積み重ねのせいか、隠れているだけなのに無性に笑えてしまった。
ジョージ・クルーニーも三枚目な役だけど、ラストに陰謀妄想に取り憑かれた時の表情は面白いね。

しかし、この映画で一番気の毒なのはリチャード・ジェンキンス演じるジムの支配人だよなあ。
あんな女に惚れたが為に…。
しかも結局その話をややこしくした一番の原因であるその女が最後まで生き残り、あまつさえ願いまで叶える始末。
女はしたたかだわいw
円柱野郎

円柱野郎