EU film daysで鑑賞。ルーマニアの小さな保守的な村での同性愛者とその家族の葛藤を描いた作品。 2024年のカンヌ映画祭コンペ部門選出作品、クィア・パルム受賞作らしい。 正直2024年の作品でこれほどまでに露骨な同性愛の弾圧を描いたものがいまだに出ていることがショックだった(映像の中も現代の設定だった。)監督がこの作品を作ったきっかけはルーマニアのある村で男達に暴行された女性の側が非難を受けた事件がもとらしく、閉鎖的で偏見が根付いている村ではあり得ることなのだと思うと本当に悲しい。 固定されたカメラからのショットやカメラ目線の俳優と目が合ったりと作品の中に自分も入り込むような演出があって息苦しさがより感じる作りになっていた。あと、主人公はあまりセリフはなく、何を考えているのか何を思っているのかは観客に委ねるかたちになっていた。 最後は少し希望があったが、環境を離れることが希望として描かれることに悲しさも感じた。