映画を観る側は、立場が対する女性ふたりが、苦しみを乗り越えてどうやって互いを受け入れていくのか、という顛末を見守ろうとする。
しかし本作は、[相手を受け入れる]という、論理性や納得性を自身に強いる…
暑いのか寒いのかよく分からないほとんど日の沈まない夏のアイスランドや現代建築が美しく憧れる
ディッティの自宅へ戻り玄関で全てを察したであろうクララの表情と仕草に驚いたがそこからのラストは好きだった
…
この映画自体がパフォーミングアートのよう。
登場人物たちが過ごしてきた時間と感情、本音と建前。
暮れない夜、光、ハグ…目に映るそのものだけでなく、何を表現しているのかと考え鑑賞するその過程自体を…