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殺しのblacknessfallのレビュー・感想・評価

殺し(1962年製作の映画)
3.4
勿論、必ずしもそうではないんだけど、バンドでも映画監督でも凄いやつは最初から凄いってことがけっこうあって、これはその典型かと。
殺しはベルナルド・ベルトリッチのデビュー作なんだけど、いい意味でデビュー作とは思えない小馴れた感じのカメラワークと編集で下手にやると退屈になりがちな羅生門スタイルのミステリーを小気味良い切れ味のミステリーに仕上げた感じ。20才そこそこでこんなの撮れるなんて天才なんだなぁって思ったよ笑
あと、撮影当時のイタリアの街並みとか住人(下層階級?)のファッションとか低予算映画ならではのまんまロケ撮りなんで風俗ドキュメンタリー的な楽しさもあった笑
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