このレビューはネタバレを含みます
午前十時の映画祭にて。
映画2本分並の長さ、そして内容の濃さにぐったり。
上映期間短いので、無理にでも寝不足の頭で行ったのが悔やまれる。。
(またリベンジしたい)
映像の世紀でも取り上げられていて気になってたけど、
これはスクリーンで観られてよかった!
どうしても、この件(三枚舌外交)はイギリスって国は..
って思いは拭えないし、今にもその禍根残す要因の一つになってるのは何とも言い難いのだけど、
映画はロレンスの波乱の半生中心に。
原題ともに「アラビアの」がつく意味を考えちゃう。
奇行な行動をもともとしちゃうし、
躁鬱の気があるようにみえるロレンス。
白い衣装を譲り受け始めて身にした時の無垢な喜びの姿、
その後の顛末を思うと忘れられなくて。
彼のアイデンティティを揺さぶるには十分な出来事が続いていき、その行く末がなんとも苦い。
ところで、広大な砂漠にあれだけの人たち出演するの、
現代だと制作もう無理なんじゃないかと思っちゃう。
このスケール感は大きなスクリーンで体感できてよかった。