ウォーターライブラリー

サンセット大通りのウォーターライブラリーのレビュー・感想・評価

サンセット大通り(1950年製作の映画)
4.5
女に弱い落伍者の脚本家、ストーカー気質の元監督執事、偉そうな落ちぶれ大女優、この映画っていう馬鹿なファンしか生まないメディアにしがみつくどうしようも無い連中が一緒に住んでる設定が滑稽で面白い。

途中で死ぬ猿は映画ファンの比喩だよきっと。だって好きな男を殺してもプールに放置したくらいなのに、猿はちゃんと葬式してあげてるし、男より猿の方が丁重に葬るなんて、スワンソンにとっての猿は自分の映画ファンの比喩なんだよ。