南北戦争当時の、南部バ―ジニアが舞台。
チャ―リ―(ジェームズ・スチュア―ト)は妻を亡くして16年、家族は6人の息子と1人の娘そして長男の嫁。
奴隷は持たない、戦争には反対が彼の信念。
しかしそうは言っても、否応なしに世の中の流れに巻き込まれていくという話。
いざ家族のためには身を呈して戦う彼だが、亡き妻の墓前では弱音をはいたり涙を流したり…
また彼なりの女性観も的をついていて、クスッと笑えたり…
チャ―リ―の人となりが随所に描かれていて、とても良かった。
それに加えて、同時期を描いた“風と共に去りぬ”でも思ったことだが、南部の白人と黒人との関係において、悲しい歴史があった反面、心が通い合うこともあったはず。
しかし戦争というものは、悲しみから無縁でいるわけにはいかないもんですね。
それでも、悲しみの後には喜びが…
生きている限り、その繰り返し。
ジェームズ・スチュア―ト、最近安心できる男性像として、私の中にインプット。
次に観るのは、あの有名なケセラセラ♪といこうかな。