「善人デ・ニーロの良さが光る」
カメレオン・アクターとして知られるデ・ニーロだが個人的にはどちらかというと善人役が好き。そんな自分が1番好きなのがこの作品。ギャング役の作品に隠れてしまっているが、もっと評価されるべき1本。
デ・ニーロは元刑事の賞金稼ぎジャックを演じている。今度の仕事はギャングの金を横領した会計士。しかもそのギャングとジャックは訳ありだった。。。事あるごとに逃げようとする会計士デュークを演じるチャールズ・グローディンとの掛け合いも見事。それに加えて商売敵の賞金稼ぎ、FBIとが上手く絡まって物語を盛り上げる。誰も彼も憎めないキャラなのがいい。そしてラストの爽やかさがたまらない。
音楽はティム・バートンとのタッグのイメージが強いダニー・エルフマン。軽快なオープニング・テーマがGOOD！名曲です！！そのメロディに詩のついた（ひょっとすると順序は逆なのかもしれないが）エンディングの"Try To Belive"もまたGOOD！残念ながら、現在は入手困難な1枚。
