DarkKnightK

ボーダーライン:ソルジャーズ・デイのDarkKnightKのネタバレレビュー・内容・結末

3.6

このレビューはネタバレを含みます

「トーンダウンは否めず」

監督も変わり、メキシコ国境を越える対象も麻薬から“人”に変わった。前作の麻薬戦争よインパクトが衝撃的だったので、その変化になかなかついて行けず頭を切り替えるのに一苦労。

それでも相変わらず捜査なんて生易しいレベルではなく戦争。それが決してフィクションではないと伝わってくるところが恐ろしい・・・しかし前作は復讐というドラマの屋台骨があったが、今回はそれが無く火力任せになってしまった感がある。そしてラスト近くでは衝撃の展開が。前作もそうだったけど、アメリカとメキシコの戦争というより殺し屋アレハンドロを追ったドラマとして見れば本作のラストも納得か。自身の復讐を終えて、後継者を見つけたアレハンドロの今後はどうなるのか、次作(完結編か?)も期待したいところ。
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