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Girls on Wire(英題)
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『Girls on Wire(英題)』に投稿された感想・評価

Omizu
2.5
【第75回ベルリン映画祭 コンペティション部門出品】
『天使は白をまとう』で注目を集めたヴィヴィアン・チュウ監督作品。ベルリン映画祭コンペに出品された。主演は『崖上のスパイ』リウ・ハオツンに『血観音』ウェン・チー。

導入は面白いのにどんどん失速。「今売り出し中の女優を撮った」という以外の意味が見出せない映画だった。

従姉妹同士で共に育った二人、武侠映画のスタントウーマンとして働くファンディーと地元に残りマフィアの餌食になったティアンティアンの逃避行を描く作品。

出てくる登場人物がことごとく美男美女でリアリティがない。一番気になったのは何か助けてくれる若い男、彼はどう見てもこの役には合っていない。カッコよすぎる。

サクサク進む割には物語がイマイチドライブしていかない。過去と現在を交互にみせる構造も単純すぎて効果的ではない。

また、最後に解決するのは結局警察というのが中国映画だなぁという感じ。鶴田法男監督が言っていたけど中国映画はそうしなきゃいけないんだよね。つまらん。

とにかく単純で、そのくせ一つ一つシーンがやけに引っ張るので飽きる。リウ・ハオツンとウェン・チーを売り出したいというのはよく分かるが、それだけの映画にしか感じられず。ノワールなら断然ディアオ・イーナンの方が優れている。
[中国、ワイヤーを使えば人間も空を飛べる] 70点

2025年ベルリン映画祭コンペ部門選出作品。ヴィヴィアン・チュウ長編三作目。ファン・ディとティアン・ティアンは従姉妹だが、同じ家で姉妹のように育った。しかし、ティアンの父親がギャンブル中毒で借金まみれなのを家族全体でケアする関係で、この二人以外は険悪な雰囲気になりがちだった。それでも、ファンの母親が兄弟であるティアンの父親に"助けて"もらった過去があるせいで、彼を切り離すことが出来ず、そんな家族に嫌気が差したファンはティアンを置いて家を離れてしまった。5年が経ち、北京で女優を目指しながらスタントウーマンとして活動するファンの前にボロボロになったティアンが現れ、彼女を追いかける麻薬カルテルのメンバーも現れる云々。ティアンは頻繁に"空を飛びたい"と口にし、不吉の象徴であるカラスを自身と重ね合わせていて、それがスタントウーマンとして黒服で空を飛ぶファンの姿と重なるのが良い。人間もワイヤーを使えば空を飛べるのだ!という、ちと強引な気もするけどパワフルなメッセージだ。ティアンが追われているのは、やはりクズ父のせいなのだが、彼の借りを背負わされるにしてはやや不自然な設定も目立ち、特に冒頭に起因する齟齬が最後まで尾を引いてしまっている感じはする。ティアンを追う麻薬カルテルのメンバーも、どこか『ANORA』のへっぽこ三人組を思い出させつつ(エキストラに扮してファンを捜索するシーンは爆笑が起こっていた)、所属も目的もいまいちクリアにならないのは勿体ない。全体的に痒いとこに手が届かない感じとか、ティアン役のリウ・ハオツンが有名な若手女優であることを考えると、ハン・シュアイ『緑の夜』を思い出した。あと、スタントウーマンの仕事環境ってマジであんな感じなの?死亡事故が普通に起こりそうだけども…ちなみに、原題は"空を飛びたい女の子"だそうです。
毒家族と縁を切った姉の元に
ヤクザに追われた妹が転がり込んできたことで始まる「姉妹」の贖罪と赦しの物語

【あらすじ】
しっかり者の「姉」方笛(ファンディ)と、彼女を姉のように慕う「妹」田恬(ティエンティエン)は
従姉妹同士ながらひとつ屋根の下で育った。

劣悪な家庭環境の中、早々に家族に見切りをつけて上京する方笛
女優になる夢を追い続けるも、スタントウーマンとして過酷な現場で糊口を凌ぐ彼女が働く撮影所に
ある日、5年前に縁を切ったはずの田恬が身一つで転がり込んでくる。
ボロボロになった彼女は何も語らないが突き放しきれずに面倒を見るうちに
妹はヤクザに追われていたことが判明し、姉妹の逃避行が始まる。

運命はどこで食い違ったのか。
姉はなぜ家族を捨てたのか、妹の身に何があったのか。

【感想】
脚本に粗がない訳ではない中、罪を背負って生きる若者の苦悩と救済を描いた作品として「見に行ってよかった」と思える作品でした。

それゆえに、「このシーンはもっと後で見たかった!」だとか「このシーンはもっと掘り下げてほしい!」って思う箇所があったように思えます。

セリフも少なく、静かな映画なのかと思いきやアクションも鮮やかでした

ヒロイン2人の演技の臨場感が、吐息からすら伝わるほどの魅力ながら
彼女たちを追うヤクザたちの演技もまた迫真

特に鉄砲玉を務める口のきけない男・哑巴(ヤーバ)
わたしは彼を演じる俳優・建康(ジェンカン)目当てで見に行ったのですが
まず登場からして渋く麗しい
夜霧の煙る中、車から降りてタバコを口に咥えるシルエットからして釘付けになってしまいます
セリフ無くして身のこなしと表情だけで世界観を作り上げていました
うーん最高!

【余談】
推しが銀幕で暴れる姿を一目見ようと思い立って中国に渡航し、現地の映画館で鑑賞しました
上海は映画の回転率も高いことから、公開から2〜3週間経っていた本作は大手シネコンではほぼ上映が終了していて、郊外の映画館まで足を延ばす必要がありました
いざ行ってみると、全席ピンクのペアシートがあしらわれていたので
一瞬(ピンク映画なのかこれ?)とどぎまぎしましたが、断じてそんなことはなかったので安心しました