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ガールズ・オン・ワイヤーの作品紹介

ガールズ・オン・ワイヤーのあらすじ

スタントウーマンとして働く女性と麻薬組織に追われる女性。ふたりの連帯を通して、苦難に置かれた女性たちの戦いを力強く描く。

ガールズ・オン・ワイヤーの監督

ヴィヴィアン・チュウ

原題
想飞的女孩/Girls on Wire
製作年
2025年
製作国・地域
中国
上映時間
115分
ジャンル
ドラマ

『ガールズ・オン・ワイヤー』に投稿された感想・評価

Omizu
2.5
【第75回ベルリン映画祭 コンペティション部門出品】
『天使は白をまとう』で注目を集めたヴィヴィアン・チュウ監督作品。ベルリン映画祭コンペに出品された。主演は『崖上のスパイ』リウ・ハオツンに『血観音』ウェン・チー。

導入は面白いのにどんどん失速。「今売り出し中の女優を撮った」という以外の意味が見出せない映画だった。

従姉妹同士で共に育った二人、武侠映画のスタントウーマンとして働くファンディーと地元に残りマフィアの餌食になったティアンティアンの逃避行を描く作品。

出てくる登場人物がことごとく美男美女でリアリティがない。一番気になったのは何か助けてくれる若い男、彼はどう見てもこの役には合っていない。カッコよすぎる。

サクサク進む割には物語がイマイチドライブしていかない。過去と現在を交互にみせる構造も単純すぎて効果的ではない。

また、最後に解決するのは結局警察というのが中国映画だなぁという感じ。鶴田法男監督が言っていたけど中国映画はそうしなきゃいけないんだよね。つまらん。

とにかく単純で、そのくせ一つ一つシーンがやけに引っ張るので飽きる。リウ・ハオツンとウェン・チーを売り出したいというのはよく分かるが、それだけの映画にしか感じられず。ノワールなら断然ディアオ・イーナンの方が優れている。
いや、こんなとんでもない映画観たの久しぶりです。ただただ、感情のままに行動し、クズ達にボロボロにされ、それでも姉妹(従姉妹?)の愛と絆だけでなんとか生きながらえる。自分がどんなけ苦しいかを見せるだけのナルシストなシーンの連続で、そこには、自己憐憫以外こちらに伝わる感情はなにもない。ただ、親への呪いだけで、どんどん不幸に身を委ね、娘達はズタボロになっていく。なんせ最初と最後だけが良くて、中身がボロボロの展開だし、場面もしょっちゅう飛ぶから流れもよくわからないし。酷いしろものだった。

しかし評価ゼロというわけでもない。表現など美しかった。スタント女優の姉がカラスとして飛び立つところなど美しい。ああ、だからワイヤ^ーか。赤いセーターのおかげで誰が誰かわかったが、着てるものが変われば見分けがつかない。二人の女の子の顔も違うといえば違うが、演技がなってないし、最後までどんな顔をしてるかわからなかった。

なんせ、中国経済は急成長しすぎて、人の心を忘れたうじ虫達達とその餌食に自らなっていく者達を量産したんだろう。彼女らのボロボロ劇だ。そして、母親(だけの責任とは言わないが社会が2割)、ほぼ8割悪いんだろうね。自分の子供を不幸のどん底に落とし入れたのは親だ、本作はそれを言いたいのかな。

第38回東京国際映画祭 4本目
[中国、ワイヤーを使えば人間も空を飛べる] 70点

2025年ベルリン映画祭コンペ部門選出作品。ヴィヴィアン・チュウ長編三作目。ファン・ディとティアン・ティアンは従姉妹だが、同じ家で姉妹のように育った。しかし、ティアンの父親がギャンブル中毒で借金まみれなのを家族全体でケアする関係で、この二人以外は険悪な雰囲気になりがちだった。それでも、ファンの母親が兄弟であるティアンの父親に"助けて"もらった過去があるせいで、彼を切り離すことが出来ず、そんな家族に嫌気が差したファンはティアンを置いて家を離れてしまった。5年が経ち、北京で女優を目指しながらスタントウーマンとして活動するファンの前にボロボロになったティアンが現れ、彼女を追いかける麻薬カルテルのメンバーも現れる云々。ティアンは頻繁に"空を飛びたい"と口にし、不吉の象徴であるカラスを自身と重ね合わせていて、それがスタントウーマンとして黒服で空を飛ぶファンの姿と重なるのが良い。人間もワイヤーを使えば空を飛べるのだ!という、ちと強引な気もするけどパワフルなメッセージだ。ティアンが追われているのは、やはりクズ父のせいなのだが、彼の借りを背負わされるにしてはやや不自然な設定も目立ち、特に冒頭に起因する齟齬が最後まで尾を引いてしまっている感じはする。ティアンを追う麻薬カルテルのメンバーも、どこか『ANORA』のへっぽこ三人組を思い出させつつ(エキストラに扮してファンを捜索するシーンは爆笑が起こっていた)、所属も目的もいまいちクリアにならないのは勿体ない。全体的に痒いとこに手が届かない感じとか、ティアン役のリウ・ハオツンが有名な若手女優であることを考えると、ハン・シュアイ『緑の夜』を思い出した。あと、スタントウーマンの仕事環境ってマジであんな感じなの?死亡事故が普通に起こりそうだけども…ちなみに、原題は"空を飛びたい女の子"だそうです。

『ガールズ・オン・ワイヤー』に似ている作品

香港の流れ者たち

上映日:

2023年12月16日

製作国・地域:

上映時間:

112分

ジャンル:

配給:

  • Cinema Drifters
  • 大福
3.5

あらすじ

刑務所を出たファイは雑多で陰鬱な街・ 深水埗 へ戻り、ラムじいが出所祝いくれたクスリをさっそくキメる。 ホームレス仲間の皿洗いのチャン、ヤク中のダイセン、車椅子のランたちと再会し、ファイは…

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