なんとなく食わず嫌いしたまま、公開から20年。
地上波でも見逃したし、ダンストはクモ男の彼女になるし、
ロビン・ウィリアムスは亡くなるし、思えば色々あったもんだ。
急に休みを取らされることになって、ヒマにまかせて見てたら難しいことなんもない、ファミリー映画で楽しかった＾＾
今見るとCG動物のチープさが気になってしますけど、我らが太陽：ロビン・ウィリアムの大人子供ぶりな名演技がサスガ。手元のアップが続く、サラと繋いでた手を離してサイコロを振るシーン、手元だけなのにアランの心情が伝わる手タレばりの表現力に脱帽です。
「冷酒と親の小言は後になって利く」とばかりに、無くして分かる親の愛。自分が成長したからこそ分かる、親の小言の正しさだったり、小言の背景にある愛情についての話でもあって、公開当時子供で見た人も、大人になって見返すと感想が変わるタイプの映画だと思います。
サイコロ振るたびにイチイチ大ピンチを待つなよ！とか、なぜ窮地に落ちそうなフラグを立ててからサイコロ振るんだw とかツコミたい気持ちをググッとこらえて、人間太陽ロビン・ウィリアムスのまばゆい存在感を堪能しました。
あとキリスティン・ダンストを筆頭に、女の子キャラが揃いもそろっていい塩梅の顔立ちなのも良かったです。映画らしい美少女が一人も出てこなくて、いかにも田舎臭いアメリカの女の子で固めてるあたりスキがない感じがしました。
リメイク版が来年公開されるそうで、ロック様ことドゥエイン・ジョンソンがアラン役になるのかしら？ ジャングルで長年生き永らえた説得力はありそうだけど、子供のころイジメられないだろう、あんなの。今からどんな映画になるか、楽しみです。
