くわまんG

ゲームのくわまんGのレビュー・感想・評価

ゲーム(1997年製作の映画)
3.5
胸糞ハリウッドの匠デヴィッド・フィンチャー監督×マイケル・ダグラス+ショーン・ペンで贈るミステリー。この売り文句だけで、ファンでなくとも期待してしまう。

あらすじ:
資産家の長男として生まれたニコラスは投資家としても成功。反面私生活は殺伐。妻子は出て行き、サンフランシスコの豪邸に一人住まい。
ある日、落ちこぼれの弟から電話、「俺はこのゲームに参加して人生が変わった。兄貴もやってみないか。」と。
素性の知れない会社が主催しているゲームだと言う。普段なら一蹴するところだが、誕生日を一人で過ごす彼の心には大きな隙があった。気づけばその手は受話器をとっていた。それが悪夢の始まりとも知らずに……。

見所:
最後まで予測に確信が持てない
終わってからも結末を疑ってしまう
何を書いてもネタバレになる構成
オチがなぁ…
メッセージがなぁ…

いやほんと、何書いてもネタバレになる。そういう面白さはさすがの同監督。ただ、ミステリーなので、オチや背景のリアリティが重要だと思うんだけどなぁ…。

“セブン”ほど「おぉっ…!」ともならず
“ゴーンガール”ほど「うわぁ…」ともならず
本作の感想は「えぇ…」です。