女を作って家を出ていった父親に復讐心を抱く娘の心情を描いたドラマ。　
Jack Hickeyが監督と脚本を務めたアイルランドのショートムービー。　

年頃の娘の父親が若い女性と恋仲となり、家を出て彼女の店で働きながら幸せに暮らし始める。相手の女性はなんと娘の親友。娘は父親に立腹して別居している兄を呼び出し、母と兄と三人で父と愛人の営む店舗兼住宅を燃やしに出かける…　　
　
父と親友に対して怒り心頭な娘のやり切れない気持ちを描いている。
本来であれば、もっとも信頼すべき父と親友の二人に裏切られた娘の怒りの炎が徐々にエスカレートしていき、彼女の暴走行為に、観ているこちらもイライラ感が溜まっていく。
主人恋の娘は、冒頭以外はすべて真っ赤な服を着ているのが印象的で彼女の心境のメタファーになっているのであろう。
最後は兄と母の三人で、父と親友の寝ている店舗兼住宅の焼き討ちに出かけ、緊迫感が最高潮に達してハラハラさせられる。
ブチ切れた娘たち三人が最後にとった行動は果たして…
ラストシーンで父の店舗兼住宅を見つめる娘の顔が何とも言えない。
ショートムービーならではのまさかのオチに納得です。
（ファック・ユー）　

2025.3　BS12で鑑賞（深夜しょ～と劇場・字幕）

2025年 鑑賞 25-71-17/5-4
BS12 土曜しょ〜と劇場 にて
Jack Hickey監督(アイルランド)

「ほこりだらけの家族」と別居or離婚？、浜辺で500mlの缶ビールと「気持ちのいい朝だ」、心の中に燃えるような怒りを抱えている？と●指を立てるポーズとあの女性は(元？)父とリンフー女性？or 新しい恋人？と互いに●指を立て合いの抗争、通行人がいる間は... と「ゴホンッ サインを」両方好きぃ、「f●ck」の日本語訳「ウソ」とあの人の行動はどえらい事をしでかす「何もなかったふりをしないで 私の家族をめちゃにした」と店側の反応「セラピストに言われたの 他人の目を気にするなって」、2人の口喧嘩「悪質なナルシストの味方をするセラピストがいるなんて驚いた」「あなたっていつも憎しみだらけ」、元夫の仲裁が「お前も自分の幸せを見つけなさい 僕たちのように」、「あの店を燃やしてやろう」と夜に家族3人で向かうとBGMの音楽、「火をつける前に最後の言葉を」と乗り気じゃなそうな息子とマジっぽい娘、そういう事か！一種のけじめや気持ちの切り替え、“見ているだけ 自分が溺れるのをただ見てる だから安心して この部屋にいる限り変わりはしない ～♪”

• #ショートフィルム
• #30分程度の短編作品
• #倫理不らず

BS12、深夜しょーと劇場にて。
これはもう少し長尺で見てみたいと思わせる短編。シークエンスごとで演出方法が変わりテンポも変わる。各シークエンスの肉付けがもう少しあればなあ。ラストの解決も◎