
1910年代、アルマは同じ村で、⾃分と同じ名を持つ幼くして死んだ少⼥の気配に気づく。1940年代、戦争の傷跡が残る中、エリカは⽚⾜を失った叔⽗への抑えきれない欲望に気づき、⾃らの得体のしれない影に⼾惑う。1980年代、アンゲリカは常に肌にまとわりつく“何か”の視線に怯えていた。そして現代、家族と共に移り住んだレンカは、⾃分の存在が消えてしまいそうな孤独感に徐々に侵⾷されていく。百年の時を経て響き合う彼⼥たちの<不安>が、この北ドイツの農場を静かに覆いつくしていく――
オーストリアの名匠ミヒャエル・ハネケが、第一次世界大戦前夜の北ドイツの小さな村を舞台に、連続する不吉な出来事や迫りくる不穏な世界の足音を描き、ナチスの台頭を予感させて国際的に高い評価を受け…
>>続きを読むもうすぐ 14 歳になる少年バスティアンは、母の友人ルイーズのもとでひと夏を過ごすため、家族でフランスからカナダ・ケベックの湖畔にあるコテージを訪れる。森、湖、深い自然に囲まれて過ごす数日…
>>続きを読む空は青く、誰もが笑顔で、子供たちの楽しげな声が聴こえてくる。そして、窓から見える壁の向こうでは大きな建物から黒い煙があがっている。時は 1945 年、アウシュビッツ収容所の所長ルドルフ・ヘ…
>>続きを読む少女アルマは、オランダ生まれのボスニア人。両親は戦火に揺れた祖国を離れ、オランダで彼女を育ててきた。やがて父はひとり祖国へ戻り、消息は遠ざかっていた。そんな父が入院したという知らせが届き、…
>>続きを読む台北で暮らす小学校を卒業した少年、冬冬と幼い妹の婷婷。 母の入院をきっかけに、ふたりは夏休みの間、厳格な祖父の住む田舎の家へと預けられ、祖父母とともに暮らすことになる。 冬冬は、近所の同世…
>>続きを読む(C) Fabian Gamper - Studio Zentral