ロイ・ウォード・ベイカー監督作品。
1804年トランシルヴァニア、ドラキュラの元に怪僧のカーが訪れ、ドラキュラはカーの体を乗っ取る。1904年中国の重慶、ピーター・カッシング演じるヴァン・ヘルシングは、大学で吸血鬼についての講義をしていたが・・・という話。
ハマー・プロダクション、ショウ・ブラザーズ共同製作。
タイトルと違ってあくまで主人公はヴァン・ヘルシング。ヴァン・ヘルシング+カンフー軍団VSドラキュラ+ゾンビ吸血鬼7人+ゾンビ軍団みたいな感じ。
ゾンビ軍団がやる気ないジョギングみたいな感じで移動する。カンフー軍団は銀色の武器を使うがチープ。無意味な裸シーンが差し挟まれる。闘いシーンは大人数でごちゃごちゃしている。
終盤の謎の心中シーンにびっくり。ピーター・カッシングが最後の最後でドラキュラとの闘いだけど、瞬殺で映画が終わる。
ジミー・ウォングの映画に比べるとふざけ感は少ない。