キャッスルグレンギャリ

三十九夜のキャッスルグレンギャリのレビュー・感想・評価

三十九夜(1935年製作の映画)
4.0
U-Next で鑑賞。ヒッチコック英国時代の作品。期待していなかったが面白かった。調べてみると英国映画史上上位にランクされている作品だった。いかにもスタジオのセットで撮りましたという場面が多い。しかし「バルカン超特急」もそうだが、スケールの大きさはないが、サスペンスの要素はしっかっり詰まっていると思う。スケールの問題はそれはそれでクラシカルな味わいが出ていると思う。デジタルリマスターして画面くっきりにしてしまうとかえって「ちっぽけ」さが目立ってしまうかも。
主役のロバート・ドーナットは喘息の持病があったそうで出演作品が少ない。病気がなければもっと活躍できただろうと思います。