kj

星を追う子どものkjのレビュー・感想・評価

星を追う子ども(2011年製作の映画)
3.0
新海誠おさらい第3段。
終始圧倒的なジブリ感。走り方とか、驚いたときの髪の膨らみ方とか、何もかもがジブリ。世界観も不思議な生き物達もジブリ。この映画を評するなら?ジブリとしか言いようがない。
新海誠はなぜこの映画を撮ったのか…。
秒速で評価を得た新海誠が4年後に発表した今作。正直迷走としか言いようがないよね、、
セカイ系SFの申し子がジブリ系ファンタジーを描こうとしたのは何故か。
ストーリーも正直キャラの心情や動機の描き方に説得力がなく、ちぐはぐな印象。
ジブリの謎の説得力がなくなってしまった感じ。
アスナもシンも二人を突き動かす情熱が何なのかよくわからなかった。そういう意味で先生だけが終始わかりやすい行動原理でコントラストがキツすぎた。
田舎町で戦闘ヘリが機銃ぶちかましたのが衝撃的すぎて、熊が出るとかで大騒ぎの平和なあの町は大丈夫だったろうか。
新海誠の迷作。
kj

kj