オトナ帝国と双璧をなすクレしん映画の二大巨頭。見たことあるはずなんだけど、ストーリーほとんど覚えてなかったわ。
時代劇とSF要素としんちゃんが絶妙にミックスされた傑作ですね。
冒頭からタイトルコールまではもはやしんちゃんの映画とは思えない静けさ。戦国の描写も丁寧だしタイムトラベルしてきたしんちゃんと又兵衛のやりとりも面白い。
隣国から城攻めにあう終盤のシーンはシビアな戦国時代の緊張感が凄い。そんななか野原家を逃がす春日の国の人たちの温かさも心に染みるし、しんちゃんからの問いに男として応えるひろしの心意気もアツいし名シーンをあげればキリがない。
敵武将が逃げようとしたときのしんちゃんには本当に感動した。めっちゃカッコいい。一番好きなシーンだわ(ひろしの健康器具アタック含めw)
最後の銃撃は色々な考察あると思うけど、冒頭でしんちゃんが死ぬはずだった又兵衛を助けたことで生じたタイムパラドックスを修正するために時空を越えて銃撃が届いた、っていうSF的解釈が一番しっくり来るかな、、
それにしても悲しいね。
しんちゃんの涙ともらった懐刀に対する眼差しに心打たれます。
名作。