kj

劇場版「鬼滅の刃」無限列車編のkjのレビュー・感想・評価

4.5
見ましたよ、社会現象となった本作。
私は連載開始当初から独特の切なく、短編小説のような儚い雰囲気が好きで読んでました(錆兎と真菰の修行が堪らなく好き)。人気が出るにつれ少年漫画ナイズされ、次第に単行本を買わなくなってしまったのですが、この無限列車編は本誌でも大好きでした。

そして映画本編ですが、圧倒的に美しい映像!TVアニメの時から圧倒的でしたが映画はさらに圧倒的でした。

前半の下弦の鬼との戦い、炭次郎の家族との束の間の幸せな時間に泣きました。最近ヒューマンドラマをまともに見れない(笑)
どんなに些細なことでも泣けるのにこの家族の幸せな描写は耐えられなかったです。

また全編通してなんと言っても戦闘シーンの迫力がスゴい。かっこいい!そりゃ小学生が真似しますね。

そして後半の上弦の鬼との戦い。猗窩座の術式展開かっこいいですよね。作中でも好きな鬼の一人です。
煉獄さんの炎エフェクトもカッコよすぎるし、腹を貫かれたあともあと少しのところまで追い詰めるのもカッコよすぎる。

とにかくカッコよすぎた。強きものの使命を全うした最後、笑顔…
カッコよすぎた…

カッコいい以上の感想がないくらい素晴らしい映像、声優の熱演、音楽でした。

歴代邦画興業収入を更新すること間違いなしですが、その実績に違わぬクオリティの作品でした。
kj

kj