コナン映画第十七弾。
イージス艦を舞台にあの国のスパイXを追う！序盤は推理サスペンスものとして巨大な陰謀が見え隠れするハラハラ感もあり、演習中に想定外の機影に対応する海上自衛隊の様子等はいい緊迫感が演出されていましたが、後半になるにつれいつもの静野コナンのようにただひたすらコナンくんが超絶有能スーパーマンとして活躍するアクション映画でした。
そして今回は蘭ちゃんの本格格闘シーンもありました。ゼロ距離での銃弾を避ける蘭ちゃんですのでナイフを持った犯人などものともせず立ち向かいます。
ナイフ出した犯人に躊躇いもせず距離を詰める蘭ちゃんかっこいい…。犯人のリアクションがめっちゃ面白かったですね笑
そりゃ、そういう反応になるよな、と。まぁでも潜り抜けてきた修羅場の数が違うからね。
推理については、伏線や違和感の点を線で結び真実にたどり着く感じはよかったです。演出もいつもと違い新鮮でした。ただ、明らかにされた真実がちょっと拍子抜けでしたね。意外性もあまりなく、あーそうだったのねという感じで反応に困りました。
とはいえ、映画では久々に眠りの小五郎が見れてよかったですし、細かな伏線が散りばめられており楽しかった部分もありました。
あと今作は作画監督が変わったのか、少し絵に違和感を感じました。いつもの映画より動いてないし雑な気がする…。CGに金かけすぎたか？あと漫画のような線画が多用されており気になりました。
ラストシーンでイージス艦の艦長にバシバシ指示出しまくるコナン君に笑いました。みんなコナン君の言う通りに動くし、コナン君の指示待ち状態やん！笑
あと、艦内で衛星通信探知されてヤバい！ってなったのにその後衛星通信しまくってて笑いました。
それにしても、今のところ静野コナンにイマイチはまれてない…
コナン君のサッカー演出がどう考えてもありえないことや、アクションに比重を置く分、コナン君や蘭ちゃんがとんでもなく危険な目に遭うからなのか。
山本コナンはだんだん好きになっていったんだけどなぁ～、、、
次こそは…！
