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スカーレットレターのIPPOのネタバレレビュー・内容・結末

スカーレットレター(2004年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

なかなか衝撃的でした。
そうなの〜、こういうストーリーなのか〜?と。とにかく退屈だけど、ラスト20分から急に展開が面白くなる。

以下ネタバレ

(おそらく)音大の親友同士のカヒとスヒョンは、ある時から惹かれ合い、女同士という未知の性的関係に満たされていく。
(これもたぶん)卒業後、2人の関係を変えてしまったのは他ならないハン・ソッキュ演じるギフン。
カヒはあろうことは、(またもやたぶん)両性愛者で、ギフンにのめり込んでゆく。

カヒを本気で愛していたスヒョンは、カヒのギフンへの気持ちを逸らすため、みずからギフンの妻となり、人妻の身でありながらカヒへの愛を募らせ、ギフンとは仮面夫婦を演じる日々。

だが、スヒョンの思いは虚しく、カヒはギフンとの情事を止める気配は無い…。

てな物語。

驚くのは、ハン・ソッキュが主演の様にパッケージしときながら、上記の様に実は見事な程に女2人の秘密の物語であること。
やられました。秀逸。

で、
写真館の殺人事件の謎解きが主軸にあるけど、そもそもこれって必要だったん?
とにかくみんな脱いでるのも、なんかウケるなぁと思いつつ、ハン・ソッキュの役柄は倫理的に最低野郎でした。

いやいやさすが韓国映画。
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