カミワザ

ハード・トゥ・キルのカミワザのレビュー・感想・評価

ハード・トゥ・キル(1990年製作の映画)
3.3
主人公も敵もワキがガバガバなもんだから、お互いに不意を突かれまくり。完全に物語の進行優先。
次はどこから現れる?普通に入ってくるんかい!といった大喜利状態。もうこれはギャグ映画として認定します。

主人公演じるセーガールが、悪の組織によって銃弾を浴び、昏睡状態に陥る。(彼がヤラれるって作品が珍しい)
そして7年後に昏睡状態から目覚めるといった、とんでもストーリー。

その直後、簡単に悪の組織に生存を知られ狙われるのですが、病院内で逃げるセガールと追う敵の行動がチグハグですれ違いが可笑しいこと。
いっそうのこと、7年の昏睡から目覚めた直後から無双してくれる位ぶっ飛んでいた方が良かったのに。

勿論、クライマックスは、セガール拳炸裂の大暴れ。
普通に殴る蹴るだけじゃなく、敵をガラスやテーブルにぶつけて派手にぶっ壊す破壊っぷりも、”らしさ”あって面白いです。
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