サイレント映画から音声収録へ。
新たなる時代に突入した映画界の舞台裏をユニークに歌と踊りで表現された楽しい作品。
ちょっとしたコントが挿入されたコメディーに近いミュージカルですが、楽曲は名曲揃いで楽しい。
代表曲「Singin' in the rain」は勿のこと、冒頭に披露する「Fit as a fiddle」でのケリーとオコナーのコンビは最強。
バイオリン弾きながらのあの動きはどーなってるの!?ってなる。
そして、更にデビー・レイノルズが加わった、「Good morning」のシンクロしたタップダンスがもー楽しいこと。
更に、長丁場の「ブロードウェイ・メロディー」は、こんな感じでどうですか?っと全部見せてしまう大サービス(笑)
トーキーの波にのまれたリナはちょっと可哀そうでしたが、それすらもコントに変える、非常にポジティブな作品でした。