カミワザ

ヴァスト・オブ・ナイトのカミワザのレビュー・感想・評価

ヴァスト・オブ・ナイト(2019年製作の映画)
3.1
Amazon Primeオリジナル。

1950年代ノスタルジーなアメリカを舞台に、ラジオDJのエベレットと、電話交換手のフェイは不思議な周波数の音を耳にする。
そして「空に何かいる」といった謎を、ラジオ放送を介して迫っていくといった内容。

電話交換台の前で何かが起こている事が明らかになる、徐々に緊張が高まっていく長回しの電話シーンに惹き込まれる。
ただこれ以降も、会話中心で進行していくSFミステリー。それも中々謎の核心をつかず、まわりくどい話を永遠と聞いているのはちょっと退屈。

ラジオDJのエベレットのセリフ量が多く、それを早口で喋る演技力が凄く、
一夜の小さな町での出来事を、90分間の尺にほぼリアルタイムで進行していく作りはうまい。

ただ結末はあまりにも説明不足で、何故が止まらなかった。
それを後で考察してね。はちょっと不親切じゃない?
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