今度はＤＣでもはじまった、マルチバース物。
ですがこの間の作品でマルチバース慣れしたこともあり、本作の展開も呑み込みやすい。
しかもこちらはマルチバースの危険性をホイホイ無視して、早々に窮地に陥る。
そこで別世界にて都合よく仲間を募り問題解決に挑むって、ほんとなんでもありじゃん。
てな感じに否定的に観ていたのですが、なんと、マイケル・キートン バットマンの活躍や、ニコラスのおっさんのカメオ出演等、豪華なキャラと役者に「オモロ」っと気持ちを持ってかれた。
そして一度崩れた時間軸はそう簡単には戻せないといった、渋い演出も終盤に刺さる。
けれど、その割には、主人公周りだけはマルチバースしていないのはこれ如何にとも思ったり・・・
その分エズラ・ミラーの一人二役の器用な演じ分けは楽しめた。
